話の流れで山梨のオウサマゲンゴロウモドキを見てきました。雑木林が豊富でオウサマゲンゴロウモドキ以外も見所豊富でしたよ。また暖かい季節に来たいですね。
北杜市オオムラサキセンターとは
日本の国蝶がオオムラサキなことはよく知られていますが、山梨の北西部にある北杜市は全国最大の生息地とされています。
で、東京駅からオオムラサキセンターへどう行くか。急ぎなら中央線特急かいじかあずさで甲府から中央本線に乗り換えです。最寄りの日野春駅からは徒歩10分。
片道3時間弱なので行きは特急、帰りは鈍行がお財布に優しいのではないでしょうか。私はうっかり往復で!と頼んだら両方特急になってしまいました。
オオムラサキセンターで昆虫標本を楽しむ
どなたの標本なのかわかりませんが世界の昆虫標本があって、解説がゆる目でふふっとしました。
オウサマゲンゴロウモドキ生体展示
一番奥の方にクワガタなど生体展示している部屋があって、その一角にオウサマゲンゴロウモドキ展示もあります。
残念ながら低温下でオウサマゲンゴロウモドキはほとんど活動しておらず、水草等に隠れて45分に一度しか動かない個体もいるなどなかなか観察には厳しかったです。
オウサマゲンゴロウモドキの産卵、始まる
展示ではあまり動きがなかったオウサマゲンゴロウモドキですが、実は産卵シーズンが始まって各館担当者さんはまだかまだかとソワソワしていた時期だったようです。
現在石川、山梨両館でオウサマゲンゴロウモドキ産卵確認の報が出ています。元々オウサマゲンゴロウモドキ輸入の目的は代替餌の開発で繁殖方法を確立することですから、スタートラインに立ったと言えるでしょう。幼虫を見るのが楽しみです。