ゲンゴロウ繁殖準備を開始。産卵床の準備と室内水槽へ移動

今年は暖冬らしく繁殖も全体に早まるのではと思っています。ゲンゴロウの繁殖には産卵用の植物も必要でリュウキンカとエンコウソウを植えました。また親候補のゲンゴロウを外から加温している室内水槽に移しました。

今年は記録的な暖冬?トンボの羽化記録を更新

越冬できないはずの昆虫が越冬していたりちらほら暖冬の影響を聞いていましたが、春も暖かく推移するとすればゲンゴロウやタガメの繁殖も早まるのではと思っています。

従来の羽化記録はタベサナエが2015年の3月8日、シオヤトンボが昨年の3月3日でいずれも同公園でだった。両種とも2月中に羽化するのは初めてという。

https://www.asahi.com/amp/articles/ASN2X6X5CN2XPLPB003.html

(シャープゲンゴロウモドキは)カエルと同時期にふ化するが、二カ月間の低温期間を経ないと卵が成熟しないため、暖冬でふ化が早まる可能性は低いという。渡部学芸員によると、カエルとふ化の時期がずれると、オタマジャクシが不足して幼虫同士が共食いを始めてしまう可能性がある。

https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20200227/CK2020022702000049.html

ゲンゴロウ産卵用にリュウキンカとエンコウソウを購入

ゲンゴロウを累代飼育している方を見ていると、親候補を選別し早めに室内等で加温、5月から産卵させているように見受けられます。

早めというよりは、計画的に繁殖というのがポイントかなと思っていて、一旦ゲンゴロウ幼虫が産まれたら1-2ヶ月世話で付きっきりになるので、旅行や遠出が難しい状況になります。自分一人なら良いですが家族もいますからね。

早めに産卵させるのは加温なりすれば良い訳ですが、ゲンゴロウが産卵する植物の準備も必要です。抽水植物のオモダカなどは水中葉で越冬し初夏に水上葉を出します。茎があって産卵に使えるのは水上葉ですから、産卵を早めるなら十分生育した植物が必要です。

前置きが長くなりましたが、リュウキンカとエンコウソウはゲンゴロウの産卵床として優秀と聞いています。株が大きくなると長く太い茎が複数出るので、利用可能な面積が大きいとかその辺りだろうと思います。野外でも自生していますが今回は購入しました。

リュウキンカ

キンポウゲの仲間で似たヒメリュウキンカは花壇などでよく見かけますが、水辺で育たないので注意してください。

リュウキンカ。春に黄色い花を付ける

エンコウソウ

エンコウソウもリュウキンカと同じキンポウゲの仲間。よく似た葉を持ちますが、リュウキンカが花だけの茎が垂直に出るのに対し、エンコウソウは横に伸びる葉付きの茎に花が付く点で見分けられますか。

エンコウソウの花
立派な根が付いたエンコウソウ。成長早そうですね。

親候補のゲンゴロウを室内に移動

冬の間ゲンゴロウたちはベランダに出していましたが、サイズが大きめの個体を選んでオス2メス4室内水槽に移しました。交尾や餌を十分済ませて産卵シーズンを迎えてもらおうという作戦。ゲンゴロウは4cm超えたら大きい個体という感じです。

ゲンゴロウの交尾

実はゲンゴロウのワンペアだけ、冬中加温水槽にいたのですがオスがめちゃくちゃ発情していたんですね。コガタノからクロゲンまでゲンゴロウと見れば追いかけ回し、摑まえてはナミゲンでないことに気づいて離す、みたいな。

外から入れたメスも早速捕まって交尾を迫られていましたが、水草にしがみつくメスを引っこ抜くナミゲンのパワー!結構根を張っていてもこれですからねw