ゲンゴロウがなかなか産卵しないのが悩みの @gengo6com です。さて今年の運をもう使い切ったかもしれない!ヘラクレスオオカブトの銅版画を購入しました。“フランスにおける手彩色点刻銅版画の絶頂期の物”という一品です。ざっくり150年前と書きましたが私が生きているうちに200年物になりそう。
このヘラクレスオオカブト銅版画は新御徒町のアトリエ「カラカナ」で2019年5月18日〜26日に開催された合同展で会期中展示されていたのをご覧になった方も多いかと思います。
予備知識がない@gengo6comから見ても
- ヘラクレスオオカブトという世界最大種が
- 150年以上前のフランスという遠隔地で
- 明らかに現物あるいは標本またはそれに類するものを参照したと思われる再現度で
- 銅版画だけでなく職人が手彩色してて
- 色が鮮やかに残っている
という経緯に痺れますね。
ヘラクレスオオカブトへの思い入れ
私の世代は子供の頃図鑑で眺めるだけだった大型甲虫類が、国内で流通している状況です。さらに昆虫先生は言うまでもなく、島田拓さんのありんこ日記 AntRoomの超絶美麗写真や、深度合成で隅々までピントが合った丸山宗利先生の「きらめく甲虫」、上野科博の特別展「昆虫」…など昆虫シーンは盛り上がりを見せています。
そんな中、昨年九段下で開催された「博物ふぇすてぃばる」で生きたヘラクレスオオカブトを触らせてもらったんです。「石川県ふれあい昆虫館」のブースかな?
その感想は…
「めっちゃふさふさしてる!めっちゃふさふさしてる!」
ヘラクレスオオカブトの大角の下に毛が生えているんですよ〜。今回記事を書くに当たってググったら刀剣でお見かけするちらいむさんも注目してましたw
そういう経緯で「デカっ!」とかじゃなく「ふさふさっ」という印象を与えたヘラクレスオオカブトなんですが、飼い出すと繁殖→衣装ケース増えるの流れが見えるので飼育には手を出していませんでした。
が、
その後、ご近所で昆虫大学が開かれたり昆虫大学参加メンバーのアトリエが「カラカナ」だったり、今振り返れば色々ご縁(沼)が深まっていたようです。( ゚д゚)ハッ!みんなの財布も空になればいいんじゃ〜というメレ子さんの深慮遠謀か?!
微細な毛まで再現されていることに注目
ヘラクレスオオカブト銅版画の解説
詳しい由来はカラカナ合同展に出展された @dubhe さんのTweetを参照。@dubhe さんは100年~300年程前に製作された博物図版(博物画)を取り扱っています。
次回予告:どうなる?!カミツキガメ捕獲ツアー
今週末雨で流れまして、来週末がラストチャンス。