ヒメゲンゴロウ幼虫、強制上陸!

まだ5月なのに一週間ほど真夏の気温になるそうです。今日はに興味を示さなくなったを強制上陸させました。夜には無事潜った所を確認。またの鉢を産床としてセットしたり、の稚魚を外水槽に移したりしました。

幼虫の上陸判断!タイミングを見極めるには?!

ゲンゴロウ幼虫の飼育方法は見つかりますが、細部はわからない所が多いんです。

例えば成虫になるステップは1齢・2齢・3齢・上陸して蛹→羽化ですが上陸タイミングがわかりません。1-2日餌を食べなくなる、上陸したがるそぶりを見せる、と言われていますがそぶりってなんだ!みたいな。何匹もこなしていると感覚的にわかるのかもしれません。

何齢期間が何日間なので、という予測方法もありますが今飼育しているヒメゲンゴロウの場合、GWに捕獲したので3齢期間が10日以上!くらいで参考になりません。

結局、「餌を食べない」より「餌に興味がない」を判断基準にしました。餌を入れて口元に持っていっても全く反応しない感じです。

食欲旺盛な頃との比較。動くものが近付くと興味を示して追いかけます。上の動画では下の動画の頭を振るような動きが全く見られないことに注意。

ゲンゴロウ幼虫の上陸環境

ゲンゴロウが減少した理由の一つにコンクリート護岸で蛹になる場所が失われたことが挙げられます。下も上陸環境が無いのは同じ。

ゲンゴロウの上陸環境はプリンカップに湿らせたピートモスを詰めるのが定番です。ピートモスはミズゴケ類が腐植した粉状の用土です。湿らせると飛び散るので注意。握って水が滴り落ちない程度の柔らかさが良いようですね。

強制上陸させた当日夜。プリンカップの底に蛹室を作ったので観察しやすい。ナミゲンゴロウの場合前蛹期間が一週間ほどあるが、既に白くなっていることからヒメゲンゴロウは即日蛹になるようだ。

ゲンゴロウ幼虫の前蛹

ヒメゲンゴロウの蛹

追記:5/23に2匹目も強制上陸させた。2匹目は観察できない所で蛹化。

ヒメゲンゴロウ幼虫の上陸

ナガバオモダカを産卵床としてセット

ゲンゴロウの産卵条件として、水温25度以上日照時間13時間以上が目安とされています。室内のメイン水槽が24度を超えるようになってきたので、LEDも12hタイマー→18hに変更しナガバオモダカも投入しました。ゲンゴロウは3ペアいますが一度も交尾行動観察できてないので心配です。

オモダカ

稚魚第二世代

メダカ稚魚

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