シマゲンゴロウ軍団が数匹仲間入りしました。シマゲンゴロウは水田などに見られる中型の普通種です。特徴は背中の模様で、変異が大きいことが知られています。
シマゲンゴロウの特徴と生態
シマゲンゴロウは体長1.5cmくらいの中型ゲンゴロウで体格的にはハイイロゲンゴロウと同じくらいです。
特徴は上翅の模様で、体に沿った黄色い4本と、羽の付け根の2点です。体つきは他のゲンゴロウより丸く、水中では宇宙船の円盤が漂っているような印象を受けます。俊敏な方ではありません。
野生下では10月頃成虫が消え、陸上で越冬するとされています。飼育下では湿らせた水ゴケなどに潜ります。
シマゲンゴロウの飼育は容易で他のゲンゴロウと変わりません。多頭飼育やナミゲンゴロウとの混泳も問題ありません。
餌は肉食魚用のペレットや煮干しなどを与えています。他のゲンゴロウ同様、よく甲羅干しします。