我が家では冬、ナミゲンゴロウは外に出して、保温が必要なコガタノゲンゴロウを室内水槽に残す飼育体制にしています。水温24度にしていた所、コガタノゲンゴロウ幼虫が早くも出現してしまいました。
最近よく交尾していたゲンゴロウたち
今、室内水槽ではヒメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウを飼っています。ナミゲンゴロウは観賞用の1-2ペアのみで、残りは外に出しています。
ナミゲンゴロウは寒さに強く外に出しても大丈夫ですが、南方系のコガタノゲンゴロウは0度近くだと越冬できない可能性があります。多分15度くらいで大丈夫ですが昨年は20度保温にしていました。
今冬は飼育適温が24-26度のプラティがいるので、24度で管理していた所、早くもコガタノゲンゴロウ幼虫が出現してしまいました。
ゲンゴロウの産卵条件は種によりますが、水温や照明時間が関係しているとされています。室内では水温が高めなことが多いため、季節外れに産んでしまう事例もよく見聞きします。
ここ数週間、クロゲンゴロウもコガタノゲンゴロウも交尾開始していて、ちょっと危ないかなとは思っていたんですよね。増えすぎて困ることもあるらしいプラティは全然産まないんですけど…。
コガタノゲンゴロウ幼虫の捕食
水草に佇むコガタノゲンゴロウ1令幼虫。呼吸のため水面近くにいることが多く、複数生まれた場合は共食いしてしまうので、プリンカップ等で個別飼育します。
コガタノゲンゴロウは温度だけ気をつければ、ほぼナミゲンゴロウ同様の飼育で育ちますが、逆に言えばナミゲンゴロウ並の手間がかかるんですよね…。
ちょっと餌を用意していなかったので、冷凍アカムシを与えてみました。
先日のミズムシの記事で触れたように、水生昆虫の幼虫飼育では、小さい幼虫には小さい餌を与えなければいけません。手持ちの一番小さい冷凍コオロギでは大きすぎるようで、ピンセットで口元に持っていっても逃げ回ってしまい、食べませんでした。