蚊が苦手な @gengo6com です。昔はいくら刺されても平気だったのに、最近は数日かゆみが続くようになってしまい。調べた所、蚊のアレルギー反応には2種類あって、年齢によって反応が違うらしいです。な、なんだってー!
蚊に刺された後、数日かゆみが続くんだが?!
子どもの頃、公園や草むらで蚊に刺されまくった方も多いはず。自分では蚊に刺されても大丈夫で、虫刺されに強い方だと思っていました。
ところが、何日か経ってから強いかゆみが数日続いてムヒを塗らないとキツイ、みたいな症状が起きるようになり、これはおかしいのでは?と調べてみたのです。すると、蚊のアレルギー症状には「即時型反応」と「遅延型反応」の2種類あり、大人は数時間で収まる「即時型反応」、子どもはぶり返す「遅延型反応」になるらしいのです。
虫刺されの「即時型反応」と「遅延型反応」
蚊が吸血する時、血がかたまらないよう唾液を流し込むことはご存知でしょう。体が異物に反応して現れる症状が、アレルギー反応です。しかし、その反応は人によって異なります。
虫刺されの「即時型反応」とは
虫刺されの「即時型反応」では、刺されてすぐ「はれ」と「かゆみ」が出て、数時間で消えます。大人に多いとされています。抗ヒスタミン成分の虫刺され薬が有効です。抗ヒスタミン成分は、多くの虫刺され治療薬に含まれています。
虫刺されの「遅延型反応」とは
虫刺されの「遅延型反応」では、刺された数時間後に「はれ」と「かゆみ」が出て、ぶり返しながら1〜2週続くことがあります。刺された場所に炎症が起きているので、ステロイドを含む治療薬が適しています。例えばムヒにも複数の商品ありますが、ムヒアルファSⅡ、ムヒアルファEX、液体ムヒS2a、液体ムヒアルファEXにステロイドが含まれます。成分名は「デキサメタゾン酢酸エステル」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」などになっていますが、これらはステロイド外用剤(塗り薬)です。
虫刺されのアレルギー反応は刺される回数によって変化し、大人になるにつれ遅延型から即時型になり、老人ではどちらの反応も起きなくなるとされています。大人の場合、両方出る人もいます。私とか。
そういえば、大人はいちいち薬を使いませんが、乳幼児は大きな腫れが残り「かわいそうだね」と薬塗っていました。あれが「遅延型反応」だったのか!
フィールドの虫刺され対策
実のところ、私の場合フィールドで蚊に刺されることは少なくて、家で殺虫剤が使えないので刺されるんですね。耳元で「プーン」と聞こえてくるとイラッとしますよね。
一方フィールドでは、蚊以外にブユとかマダニとかツツガムシとか、色々脅威があります。特にマダニ由来の感染症は治療薬がないので怖いですね!最近はイノシシや鹿の増加に従って、身近な草むらにもマダニが広がっているそうです。
長袖・長ズボンはもちろん、肌が露出している部分には虫よけスプレーは必須です。2016年にディート(DEET)の濃度が30%まで許可されて、持続時間が長くなっています。濃度は効果ではなく持続時間に影響し、12%なら6時間、30%なら8時間持続するとされています。
現場では塗り残しが出やすいので、子どもには大人が塗ったり、手のひらで塗り拡げてムラが出ないようにしましょう。また、子どもの場合、イカリジンという選択肢もあります。
その他、蚊に関しては色々研究されていて、足の裏の細菌が刺されやすさに関係している話とか、蚊に刺されにくい素材とかあります。蚊に刺されにくい素材を使ったアパレルは、ワークマンなどから手頃な価格で出ています。