ゲンゴロウとゲンゴロウモドキの違い

の仲間ゲンゴロウとゲンゴロウモドキの違いについて。両者は大きくはゲンゴロウの仲間で、属が異なります。ゲンゴロウモドキにはゲンゴロウより長い中脚や額のv字マーク、雌に表れる上翅の筋など外観的な特徴があります。

ゲンゴロウモドキもゲンゴロウの仲間

結論から言うと名前に「モドキ」と付くので別の昆虫と思われがちですが、ゲンゴロウモドキもゲンゴロウの仲間です。

エゾゲンゴロウモドキ

石川県ふれあい昆虫館のシャープゲンゴロウモドキ生体写真をWikipediaにも提供しました。

シャープゲンゴロウモドキ

シャープゲンゴロウモドキ

「ゲンゴロウモドキ」のゲンゴロウの中での分類

昆虫の分類は一番細かい「種」の上に「属」「科」があります。

ゲンゴロウは昆虫綱コウチュウ目オサムシ上科、に分類されます。日本には37属130種ほど生息しますが、ゲンゴロウ属Cybisterとゲンゴロウモドキ属 Dytiscusは「ゲンゴロウ亜科」の仲間です。

■ゲンゴロウ亜科

ゲンゴロウモドキの特徴

ゲンゴロウモドキはゲンゴロウ亜科ゲンゴロウモドキ属に分類される水生昆虫。

体型は型または楕円形で、

  • 頭頂部にv字の斑紋
  • 前胸を四角く取り囲む黄色い縁取り
  • 上翅外縁に黄色い縁取り
  • オスは滑らかな上翅
  • メスは十条ほどの深い縦溝が出現
  • ゲンゴロウ属と比べ前脚、中脚が長い

などの形態的な特徴を持ちます。

南方種のゲンゴロウ属に対しゲンゴロウモドキ属は北方種で、0度近い水温でも活動する一方、30度近い水温では死亡しやすいことが知られています。

現存する世界最大のゲンゴロウ「

ゲンゴロウ最大種はブラジルのオウサマゲンゴロウで5cm近くあります。ただ標本が数個見つかっているだけで絶滅扱いです。現存する世界最大種はヨーロッパ北部に生息する「オウサマゲンゴロウモドキ」とされています。44mm程度あり幅広い体格が特徴のゲンゴロウモドキです。


オウサマゲンゴロウモドキ
オウサマゲンゴロウモドキ生体が日本初上陸【写真・動画】

ちなみに日本のナミゲンゴロウも4cm超えするので、44mmと言われてもあまりインパクトありませんね。実は4cmクラスの種は結構いて、ナミゲンゴロウも世界最大級だったりします。

世界最大のゲンゴロウ「オウサマゲンゴロウモドキ」のオス

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