「フジミ模型」から出ているザリガニのプラモデルを軽い気持ちで買ったら、本格的すぎてびっくり。尻尾や腹など一体成型で済む部位も分割されていて、とにかくパーツが多い!これは大人向けのガチなプラモデル。それと、最近のプラモデルはニッパーも接着剤も要らないんですね。進化してます。
ザリガニの写真が欲しかったんだよね、という話
特定外来生物規制の関係で、ザリガニの記事を書いたんですが、実は手元にザリガニの写真が無かったんです。もちろんフィールドでたくさん見てますが、ザリガニがいる=水生昆虫がいないか減っている場所、ということで写真も撮らずに撤退してしまうんですよね。
また、ザリガニも立派な個体と子どもでは迫力が違います。侵略的な側面はありつつも、立派なザリガニは立派ですよ(語彙)
それでは開封の儀!ってパーツが多すぎ(白目)
フジミ模型の「ザリガニ」プラモデルはAmazonで買えるのでポチッとなするだけ。届いたので早速開けてみましょう…パーツが多すぎる!写真で見えるだけで明るい赤・暗い赤・茶色・白・半透明の白で5色も使っています。リアルに作るにはこんなに必要なんですね。
ちなみに公式表記によるとパーツ数は102個です。
腹部の説明書。これは先が長そうです。というか、腹部ってパーツ一つで省略してよかったのでは…(一回目)
「ザリガニ」プラモデルの組み立て
それではザリガニのプラモデルを組み立てていきましょう。なるほど、半透明や茶色のパーツはこのために必要だったんですね、という図。型でも取ったんでしょうか。シワも細かく作り込まれています。
というか胸と頭でパーツが分割されている…パーツ一つで省略してよかったのでは…(二回目)
凸凹がよく発達したハサミ。立派なオスがモデルなのでしょう。
尻尾の先。表裏・左右もあり10個以上のパーツ数。というか、パーツ一つで省略してよかったのでは…(三回目)
腹部。なるほど半透明のパーツはこのために。というか、パーツ一つで省略してよかったのでは…(四回目)
節ごとに分割されているので、腹を丸めたポーズも取れます。赤い第一腹肢は、他の腹肢と色と形状が異なっていますが、オスの場合交接器に変化しています。生体では、なかなかこういう細かい所に気づかないので、勉強になりますね。
「ザリガニ」プラモデルの全景
「ザリガニ」プラモデルの正面。頭部には複数の髭パーツが使われています。取れやすいので注意。
「ザリガニ」プラモデルの全景。ハサミの可動域はまあまあ。実際の可動域と同じなのかは知識不足でわかりません。
よくできている!「ザリガニ」プラモデル
軽い気持ちで買ったらパーツが多くてびっくりしましたが、最近のプラモデルはよくできていますね。ニッパーも接着剤も要らず、1時間程度で組み立て完了。うっかり折れてしまったパーツが一個あったのと、目玉がすぐ取れてしまうので接着しましたが、それ以外は問題なし。
教育用を兼ねているのだと思いますが、パーツの分割や細かい作り込みは本格的。プラモデル界隈でも写真が上がってきており、評価も高いようです。