「クワイ」を活用!ゲンゴロウの産卵床

クワイの根塊

正月のおせち食材「クワイ」は、オモダカ科の抽水植物であり、ゲンゴロウの産卵床としても使われます。塊茎に栄養を蓄え水耕栽培で必要なサイズに育つため、使いやすいという声を聞きます。オモダカより大型なので、ゲンゴロウ飼育容器に収まる適切なサイズに育てることが重要です。

ゲンゴロウの産卵に使われる植物の要件

大型ゲンゴロウの繁殖にあたっては、産卵床となる植物を同居させた産卵セットが組まれます。よく見かけるのはホテイアオイやオモダカです。ゲンゴロウの産卵に適しているかは、植物の維持管理が容易かと多産させられるか?の2点がポイントです。リュウキンカやその仲間のエンコウソウも優秀です。

ゲンゴロウの産卵セット
ホテイアオイとエンコウソウと入れた産卵セット
ナガバオモダカ ゲンゴロウの産卵床に適した植物

計算しやすい「クワイ」という選択肢

ゲンゴロウの産卵床は、基本的に使い捨てです。茎がかじられてボロボロになってしまうからです。流通量が多いホテイアオイなど、お金で解決できる部分もありますが、水耕栽培だけで必要なサイズに育つクワイは優秀な選択肢です。

クワイはビオトープでも使われますが成長すると1m近くになるため、ゲンゴロウ産卵容器に収まりません。産卵時期から逆算して育てましょう。

よく育ったクワイ
よく育ったクワイ

クワイの成長過程

クワイを育てるのは初めてで、成長速度がわかりません。茎が3-4本出た状態に育つにはどのくらいかかるでしょうか。

冷蔵庫で保管した「クワイ」塊茎

クワイは正月のおせち食材のため、年末だけ出回ります。忘れずに購入しましょう。20個で1000円以内です。野菜庫に放り込んで使うまで保存します。

クワイの根塊
クワイの塊茎
ゴールデンウィークに「クワイ」を植える

ゴールデンウィークの5/2にクワイの水耕栽培を介しました。タッパーに水を張って放り込むだけです。

クワイは塊茎に栄養を蓄えているので、水耕栽培だけで必要なサイズに育つメリットがあります。クワイは20個くらいの単位で売っていますが、10個もあれば十分ですね。

また、発芽率があると聞いたので、傷をつけて刺激しています。

クワイの水耕栽培
クワイの水耕栽培
ゴールデンウィークのナガバオモダカ成長具合(参考)
クワイは1ヶ月で茎が数本ある状態に成長する

ゲンゴロウは茎をかじって産卵するため、茎の面積が多産につながります。茎が1本より3-4本ある方が、適しているわけです。5/31のクワイ栽培状況。もうちょっと茎の数が欲しいですね。

1ヶ月育てたクワイ
1ヶ月育てたクワイ
「クワイ」は一ヶ月半でゲンゴロウ産卵床に使える状態に育つ

5/2から水耕栽培したクワイの6/11の状態です。3-4本茎が出てゲンゴロウの産卵に適した状態になりました!まとめて育てると根が絡みまくるので、無理に引っ張らず手でほぐしましょう。

1ヶ月半育てたクワイ
1ヶ月半育てたクワイ

手がかからず生育も旺盛なクワイは優秀

今年のゲンゴロウ産卵はリュウキンカやホテイアオイで済ませてしまったのであまり出番がなかったのですが、クワイは水耕栽培で立派なサイズに育つので、なかなか優秀です。オモダカだと茎の数が少ないこともあるんですよね。

クワイは一ヶ月半くらいで使えるようになるので、4/20頃植えて6月から産卵させるくらいのスケジュールかなと思います。生育を早めるために保温する手法もあるようです。

ゲンゴロウ水槽に投入された「クワイ」

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