ゲンゴロウ幼虫に似ている虫

ヒメゲンゴロウ幼虫_20190515

は水辺の獰猛なハンター。ゲンゴロウ幼虫に似ている虫には、の幼虫がいます。そのほか、水生昆虫の幼虫ではトンボのヤゴ、カゲロウやトビケラの幼虫なども間違われることがあります。 大まかな区別としては、腹部等から鰓(エラ)が出ている幼虫は、ゲンゴロウの仲間ではありません。

ゲンゴロウ幼虫の体型

ゲンゴロウ幼虫に似ている虫の前に、ゲンゴロウ幼虫の体型を確認しましょう。ゲンゴロウ幼虫の体型は、紡錘形(ぼうすいけい)。紡錘形とは、円柱状で両端が補足尖っていく形状です。

ゲンゴロウ幼虫の頭部には一対の大顎があり、胸部からティラノサウルスのように華奢な脚が6本出ています。大きさは種によって様々で、大型種では8cmくらいに達します。よく見られる幼虫では14mm〜20mm程度で、成虫と幼虫が混在することもあります。

コガタノゲンゴロウ終齢幼虫
幼虫

ヒメゲンゴロウ幼虫など、一部の種ではしっぽの先が2つに分かれます。上下の写真とも、ゲンゴロウ幼虫の腹部はツルツルしていて、突起やエラが出ていないことを覚えておいてください。

ヒメゲンゴロウ成虫20190530 ヒメゲンゴロウの羽化!GWに採取した幼虫から新成虫が誕生
ヒメゲンゴロウ幼虫_20190515
全国的にみられる普通種ヒメゲンゴロウの幼虫

ハイイロゲンゴロウ幼虫(左)は、頭部や腹部に点刻模様があることが特徴。成虫と幼虫が混在することも、よくあります。

ハイイロゲンゴロウ接写20190706 登る!鳴く!飛ぶ!ゲンゴロウ界の異端児ハイイロゲンゴロウ

ゲンゴロウ幼虫とガムシ幼虫の区別

水生昆虫のガムシは、草食性が強い雑食ですが、幼虫時代は肉食です。成虫では4cm弱とナミゲンゴロウ並の体長になる大型種のため、幼虫も7cm程度と巨大で目立ちます。ゲンゴロウ幼虫と比べると頭でっかちで、体にはハリがなくぶよぶよしている点で区別されます。

ガムシ ガムシは国の“準絶滅危惧種”で絶滅危惧種になっている県もある
ガムシ若齢幼虫
ガムシ若齢幼虫
ガムシ幼虫
ガムシ終齢幼虫

ゲンゴロウ幼虫に似ている虫

比較的身近に見られて、ゲンゴロウ幼虫に似ていると間違われる虫としては、イトトンボのヤゴなどが挙げられます。イトトンボのヤゴは、ゲンゴロウ幼虫がいる所にもいて、そのとなっています。イトトンボのヤゴが毎回に入るような場所は、自然環境が豊かでアメリカなどの影響がないよい環境です。

イトトンボのヤゴ

カワトンボは基本的に渓流や河川にいて、ゲンゴロウ幼虫は止水あるいは流れがゆるやかな場所にいるので、生息環境が異なります。脚が長かったり、しっぽの部分が3本以上に分かれていたら、ゲンゴロウ幼虫ではありません。

カワトンボのヤゴ

カゲロウ・カワゲラ・トビケラの幼虫

石をひっくり返したりすると出てくる川虫には、カゲロウ・カワゲラ・トビケラがいます。私もくわしくありません。

カゲロウ類では、腹部の鰓が常に動いていることで、ゲンゴロウ幼虫と区別できます。カゲロウ類の区別は例えば京都府内のカゲロウページなどに写真が載っています。

カゲロウ幼虫

カゲロウ幼虫は、お尻の毛が2本に分かれ、だるま落としのように体の節ひとつひとつがはっきりしています。しかしこれはかっこういい写真…

トビケラの幼虫は、小石や落ち葉で筒状の巣を作ります。ゲンゴロウの世界最大種オウサマゲンゴロウモドキは、トビケラ幼虫を餌として好むことが知られています。

トビケラの巣

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