本サイト「ゲンゴロウ飼育ブログ」は、水生昆虫ブロガー @gengo6com が飼育情報を扱うブログです。「ゲンゴロウ 飼育」「タガメ 飼育」など主要種の多くで検索上位を獲得しています。こうした検索順位はGoogleの検索ロジック次第ではありますが、質・量とも充実したサイトになりつつあります。2021年のアクセス数や検索結果順位をまとめました。
「ゲンゴロウ飼育ブログ」のPV・記事数の推移
2020 | 2021 | |
UU | 4万 | 15万(3.8倍) |
PV | 7万 | 25万(3.6倍) |
記事数 | 50記事 | 66記事 |
検索上位獲得クエリ
「ゲンゴロウ 飼育」は2年、「タガメ 飼育」は1年で検索1位を獲得しています。タガメやハンミョウなど、参考にして飼っています、という声もありお役に立てて良かったと思います。
■ゲンゴロウ関係
ゲンゴロウ 飼育 1位
クロゲンゴロウ 飼育 1位、クロゲンゴロウ 2位
コガタノゲンゴロウ 飼育 1位、コガタノゲンゴロウ 4位
ハイイロゲンゴロウ 飼育 1位、ハイイロゲンゴロウ 2位
シマゲンゴロウ 飼育 1位
マルガタゲンゴロウ 飼育 1位
ヒメゲンゴロウ 飼育 1位
■その他の生き物
タガメ 飼育 1位
コオイムシ 飼育 1位
タイコウチ 飼育 1位
ガムシ 飼育 1位、ガムシ 3位
タマガムシ 1位
ハンミョウ 飼育 1位
クロカタゾウムシ 飼育 1位
ミジンコ 生茶 1位
ちゃんと飼育している人が検索上位を獲得する意義
真面目な話から。一般の人が生き物の名前を検索したとき、不正確な情報が出ることが増えています。これは、PV狙いのサイトがその生き物を飼ったことがないのに、適当なことを書いているからです。
誤った情報が上位を取っている現状は、初めて飼ってみようという人には不幸ですが、これを解決するにはわかっている人が検索上位を取るしかありません。私は研究者ではないものの、多くの種を飼ったことがあって、SEOに関わって十数年の本職ですから、どんどん検索上位を取るつもりです。
一方、生き物の専門家は情報発信が本職ではありません。SEOに詳しくないのは仕方ありませんが、特にサイトの維持管理面が見落とされているように感じます。
- サイトが消滅してしまう
- サイトを移転したりURL変更してしまう
- スマホ対応していない
例えば、日本昆虫学会には「あきつ賞」という、優秀なホームページを表彰する賞が設けられていますが、その多くがURLごと消滅しています。所属が変わったり、意欲ある学生さんが卒業したなど色々考えられますが、サイトを維持することはSEOの基本です。
日本昆虫学会電子化推進委員会では、昆虫分類学、応用昆虫学、昆虫生理学、昆虫生態学などの学術的昆虫学分野、 および一般向けの昆虫学 教育普及分 野に関する、優秀なホームページを表賞する「あきつ賞」を設けています。
日本昆虫学会「あきつ賞」
5年10年と維持できるWebサイトの技術的な要件は何でしょうか。人によって答えは違うと思いますが、私が考えるに独自ドメインを取り、WordPressを使い、HTMLは直書きしない。これです。
- 独自ドメインを取る
- いつでもサーバー移行できるWordPress
- HTMLは自分で書かない
- テーマやCSSも自分では書かない
大学や所属組織のドメイン配下にサイトを持っていると、所属変更がURL消滅に繋がりやすいので、独自ドメインを取りましょう。ドメイン代は年1000円とか2000円でこづかい程度です。
サーバーもPCですから、5年も経つと古くなってレンタルサーバー変更が必要です。そういうとき、丸ごと移行するには、確実にサポートされるシェアが高いサービス、つまりWordPressを使うのが良いでしょう。WordPressは世界のWebサイトの40%以上で使われています。
現代では、HTMLの書き方で順位が上がるような小手先のSEOは効かなくなっています。その時間があったら、1記事でも多く書いたほうがよい。また、担当者やバージョンが変わったときに触れなくなることを避けるには、独自の書き方は避けるべきです。つまり、書籍や技術情報が多いWordPressを使うことが、長期的な運用に役立ちます。
WordPressの場合、大まかなレイアウトは「テーマ」で決まりますが、これは自分で作ったりCSSをいじったりせず、有料の定番テーマを1-2万で買う方が早いです。テーマをいじる時間があったら、1本でも多く記事を書いたほうがよい。5年10年経てば技術的なアップデートも必要ですが、あまりいじりすぎると、メンテできなくなります。本サイトで使っているSANGOやSWELLは、新し目で評判がよいテーマです。